正面 左から030025/030026/030027/030028
側面
左の３つ：030029 右の３つ：030030（３個１セットではありません。）
白檀という、香木を加工したものです。一般的には、お香の原料として知られていますが、置物や扇子などにして、香りを楽しむという方法もあります。実際この彫刻からもたいへん良い香りが漂ってきます。また近年、象牙が手に入らなくなったため、その彫り職人が同様な高級材料である白檀を手に掛けるようになり、技術的にも高いものが手に入るようになりました。他の材料のものと比較すると、その出来栄えは格段に良いといえます。ただ一片の木材で出来ており、継ぎ目はありません。（030026の最上部にある突起は接着してあります。）
ヒンドゥー教の神、ガネーシャ。父神が、息子の首をはねてしまったあとに、象の頭をくっつけて蘇らせたという、なんとも奇妙ないで立ちの神様です。インドでは、富・学問・幸運などを司るとされて、人気の高い神様です。
